ポルトガルの都市、ポルトの英語通じる率
ついつい、欧州の方を見ると英語が話せそうな印象を持ってしまっているよくないジャパニーズな私です。
ポルトガルはポルトガル語の国ですので、やはり日本人にとっての英語くらいには離れているもののようです。
結局のところ、ポルトで英語は通じる?
場所による感じでした。寮のあるSão Bento駅周辺は観光客もおおいので、英語が通じる率が高いです。またレストランでも英語のメニュー(他にもスペイン語など!)がおいてあるので困ることはないくらいです。
しかし、少し離れると、英語がぐっと通じなくなってしまうという印象です。寮のおばさんは英語が全く話せないので、Google translate にお世話になっております。
Uberに登録してみる
先日、寮にいるポルトガル人に「空港からここまで来るのにタクシー使ったんだよね」という話をしたら、「Uber使えば安くてサービスがいいよ」という話を聞きました。
Uber、そういうのもあるのか
日本でも、東京に住んでいたので、Google MapとかでもUberを使ったときの料金が表示されていたりしていましたが、ぶっちゃけタクシー料金並の料金なので利用を考えたことはほとんどありませんでした。
ここポルトガルの都市ポルトでもUberのサービスは行われているらしく、使う機会があるかもしれないと思いUberについて調べることに。
https://www.uber.com/ja-JP/ (公式サイト)
namakeru.com (二年前の情報だけど、日本とアメリカの情報だし、まあいいかな)
基本的には
- アプリで出発地、目的地を予約できるタクシーサービスみたいなもの
- 支払いがクレジット
- タクシー運転手も乗客も互いに評価し合う仕組み
みたいですかね。早速自分もアプリを落としてみて登録だけしてみました。
実際に使ってみてどんな感じかはまたレビューしたいと思います。
でもぶっちゃけバスと地下鉄が発達しているからつかうのは少し先になるかな。。。
ポルトガル留学ビザ(シェンゲンビザ)手続きまとめ
ポルトガルのポルト大学に1セメスターだけ留学している者です。大学間の箇所間協定で留学しています。
外国の留学にはビザの取得が必須となります。留学が決まった後の手続きで一番神経をすり減らす作業なので、これを読んでいる方が少しでも負担が無いように情報が提供できればと思います。
シェンゲンビザ(Shengen VISA)
さて、まず基本情報をば。(多分子細は違うでしょうが)ポルトガルはEU加盟国なので、人の往来がEU内で楽に行える様になっています。したがってポルトガルのビザを取得するとは、EU加盟国内で有効なビザを取得することが必要であるとイメージしていただけるといいかと思います。
その枠組みのことをシェンゲン(Shengen)協定といいます。
ポルトガルのビザを取得するというよりは、このシェンゲンビザを取得するという言い方のほうが正確かもしれません。もちろんこのシェンゲンビザは滞在する国の大使館に申請をしなければ行けません。
さて、このビザを取得するのに、滞在日数と目的に応じたビザを取得する必要がありますが、私は1セメスターの滞在なので、 E6のビザを取得しました。
(最初電話案内を受けたときは、D4のビザを取得しなさいと案内されましたが、これは半年以上の留学の場合に適用されるようです。とはいえ、提出書類はほとんど変わりはないです。)
タイムスケジュール感ですが、すべての書類が整った上でビザが発行されるまでは、30日以上はかかるとみておいた方がいいでしょう。(一年以上の留学に必要なD4ビザについては60日以上との記述があるので気をつけた方がいいでしょう。)特に申請が多い7月〜8月は時間がかかるようです。(どうやら私が申請したときは、大使館側の書類手続きが変わったときだったらしく、更に時間がかかったようです。)
ポルトガル大使館は、ビザ申請をするのに、電話での予約が必要のようです。混んでいる時期には予約が二週間後とかとなるので、注意しましょう。
書類の取得
さて上のリンクのE6のページを開くと申請に必要な書類のpdfファイルを見つけることができると思います。これらの中で比較的楽に整えられる書類は、
比較的楽な書類
a) 申請書(正)
b) 査証申請期間満了日から数えて3ヶ月以上の有効期間を残す旅券
c) 写真1枚(3 x 4 cm)
f) ポルトガル内務省外国人移民局(SEF)による査証申請者のポルトガルでの犯罪の有無を確認する ための要請書(正)
m) 申請者が適切な査証でポルトガルに入国しなかった場合、如何なる状況であっても、その責任を申請 者が負うことを表す宣言書(正)
です。a) f) m)は大使館ののページから取得できます。ポルトガル語で書かれている f) m)ですが、申請の際に聞きながら記入できるので最悪印刷だけしておきましょう。 旅券はまだ申請していなければ申請してください。私の場合は、すでに有効な旅券がありましたので、割愛したいと思います。
中難度の書類
さて中難度の書類は
d) 往復のチケット予約証明書(正)
e) ポルトガル滞在中の救急治療を含む、病気や怪我の治療費、さらに場合によっては本国への送還費用 を保証する有効保険証明書(正、コピー1)
g) 国籍を保有する国の当該官庁・関係当局によって発行された三ヶ月以内の無犯罪証明書、または1年 以上居住している国によって発行された無犯罪証明書 (必ずその国の外務省の認証済みであることが必要) (正)
h) ポルトガル滞在を可能とする経済状況を説明する書類 (金融機関の英文残高証明書あるいは、一年間 で16000ユーロ同等の奨学金証明書)(正);
k) 在学証明書(正)
になります。
d)の往復のチケット予約証明書はいわゆるeチケットでOKでした。しかしビザが発行されない限り、出発ができないのにもかかわらず往復でチケットを予約しなければならないと言うのはやはりリスクですね。予約変更が可能なチケットのほうを取るか(しかし総じてそうしたチケットは高い)、かなり早めに ビザ申請を行いましょう。
e)の保険についてはそれぞれの状況があると思いますので、取得難易度は変わるかと思います。私は大学の方から留学際して入らなければならない保険を提示されていましたので、それを利用しました。具体的に提出した書類は「保険付保証明書」と呼ばれるものでした。原本の提出が求められて返却はされません。
g)については2つの手続きによって書類を手に入れる必要があります。最初に自分の住民票のある都道府県の警察本部に行き、渡航証明(犯罪経歴証明書)を取得します。そしてその後外務省へ行き手続きを行う必要があります。
渡航証明(犯罪経歴証明書)の申請について 警視庁 (東京都の場合)
アポスティーユ証明は公文書に対して外務省が証明を加えることを指すようで、今回の場合は警察から発行された証明書を正式な外交的な意味を持った書類にする手続きです。このアポスティーユ証明はこの犯罪証明書のみで大丈夫です。
このアポスティーユ証明ができる箇所は東京と大阪にあるようです。私は東京在住でしたので、警察庁で書類を頂いた足で外務省までいきました。その他申請方法は、外務省のサイトを確認してください。
渡航証明(犯罪経歴証明書)は申請から2週間強で受取にいけます。またアポスティーユ証明は申請の翌日には受取にいけます。一つ注意点としては、警視庁で頂いた書類の封は開けずにアポスティーユ証明に出さなければなりません。ただし警視庁で直接口頭で注意されたので大丈夫かなと思います。
h)の預金残高証明です。お金の工面という意味では難しい書類になるかと思いますが、書類自体は簡単でした。銀行で英文の預金残高証明をくださいといえば問題無く発行されると思います。通貨単位については特に指定がなかったですが、ユーロ換算の残高証明書を発行してもらいました。
大使館の方から具体的な目安の金額を教えてもらいましたが、どうやら(滞在日数)×45ユーロ程度のようです。
私の銀行では申請してから1週間とすこし程度の日数がかかりました。
k)の在籍証明書は日本の大学の在籍証明書になります。ただし、どの大学にどのくらいの期間留学するのかが明記されている必要があるという話でした。このあたりは直接大学と大使館の方に話してみるのが良いでしょう。
取得するのが難しい書類
さて、ここからが取得難易度が高い書類になってきます。またやり取りという面でも現地と時差がありますからなかなか大変です。
i) はいわゆるAcceptance Letterを提出すればよいです。ただし必要なのはコピーではなく本証なので、必要ならば、ポルトガルの大学から郵送してもらう必要があります。
しかし、私の場合は少々事情が異なりました。書類を請求するとポルト大学がデジタル化推進のために、pdfの電子ファイルしか送らないという旨の連絡がありました。したがって私の場合は、pdfファイルを印刷したものと、ポルト大学とのやり取りのメールを印刷したものを提出しました。
j)についても同様です。私の場合、寮に滞在することが決まっていましたので、こちらの証明もi)と同様のシチュエーションでした。寮の案内のメールと、ポルト大学とのやり取りのメールを印刷して提出しました。
状況によっては、滞在場所が決定しない場合もあるかと思います。その場合は、入国の日から数日間ホテル等を予約し、そちらの方から書類を取り寄せるという方法もあるようです。別途、きちんと住居を探しますという誓約書を書く必要があるようですが、こちらは私は行っていない手続きですので、大使館に直接聞くのが良いかと思います。
こちらのi)とj)の書類を揃えるのは、向こうとのやり取りの期間と郵送の期間となりますが、かかる時間については未知なものが多いところですので、早くに取り掛かると良いかと思います。事前に、ビザの発行のためにできるだけ早くに知らせてほしいという連絡も一つの手かと思います。(私はこれのやり取りのためにかなりの時間を使ってしまいました)
時間感覚のまとめ
たくさんの書類を期限内に揃えなければいけないために、スケジュールの感覚はもっておいた方がいいでしょう。そこでもう一度各書類に関して取得にかかる時間をまとめておきます。
書類取得の期間が読みにくいもの
i) 滞在目的である入学許可を含むポルトガル教育機関が発行した証明書(正);
j) 高等教育機関による交換留学プログラムにホームステイ状況が明記された証明書類あるいは、ポルトガル滞在状況が保障された書類(正)
これらは、相手の大学もしくは、滞在先とのやりとり、書類作成の期間、郵送等で時間が読みにくいです。また、いつ発行されるかわからない面もあるので、先手先手で動かなかればなりません。
書類取得の期間がある程度は読めるもの
大使館の予約
私の場合は繁忙期で2週間程度でした。
g) 国籍を保有する国の当該官庁・関係当局によって発行された三ヶ月以内の無犯罪証明書、または1年 以上居住している国によって発行された無犯罪証明書 (必ずその国の外務省の認証済みであることが必要)
無犯罪証明書が申請から2週間
アポスティーユ証明が申請の翌日に取りに行けます。
h) ポルトガル滞在を可能とする経済状況を説明する書類(金融機関の英文残高証明書あるいは、一年で16000ユーロ同等の奨学金証明書)(正)
銀行によりますが、郵送で一週間強かかりました。
k) 在学証明書(正)
大学にもよりますが、すぐに対応してくれました。
b) 査証申請期間満了日から数えて3ヶ月以上の有効期間を残す旅券
申請から一週間程度必要のようです。
ケースによる書類、またはすぐに取得できる書類
a) 申請書(正);
c) 写真1枚(3 x 4 cm)
d) 往復のチケット予約証明書(正)
e) ポルトガル滞在中の救急治療を含む、病気や怪我の治療費、さらに場合によっては本国への送還費用を保証する有効保険証明書
f) ポルトガル内務省外国人移民局(SEF)による査証申請者のポルトガルでの犯罪の有無を確認するための要請書(正)
m) 申請者が適切な査証でポルトガルに入国しなかった場合、如何なる状況であっても、その責任を申請者が負うことを表す宣言書(正)
以上で私の場合のシェンゲンビザ取得方法をまとめました。もし何か補足してほしい点がありましたら、コメントで教えてください。また、以上の情報は時間とともに風化していきますので、記事作成時と状況が変わっている場合も教えていただけると助かります。
一番いいのは、直接大使館の方に確認することですので、不明点は大使館に聞くのも良い手かと思います。それでは、留学前にバタバタしない(私はした)良い準備を。
ゆかりとマキの数学 〜統計〜 【続筆中】
高校における数学の範囲に「確率分布と統計的な推測」という範囲が増えたので、その範囲についての大雑把な把握とイメージを持ってもらうため、筆者である私を擬人化した、はにわやとゆかりとマキの対話形式でススメて行きたいと思います。
1.そもそも「確率分布と統計的な推測」ってどういう単元なの?
は「確率分布と統計的な推測という言葉を掘り下げてみよう」
ま「確率分布って言葉があるよ。確率が分布してるってどういうこと?」
は「いままでの数学で扱う確率は、(サイコロの出目など)もっとも基本的な現象である根元事象が『同様に確からしく』起きるものを扱ってきたんだ。言い換えれば発生する事象それぞれが同じ確率が割り振られているとかんがえているんだ。それをさらに拡張させて異なる確率でも扱おうとしたのが、この範囲のこと。どのように確率がわりふいるかを表しているのが、確率分布なんだ。」
【以下後日更新】
英語の勉強がてら思った日本語と英語の心への向き合い方
英語の勉強に、The Wall Street Journalを利用している。
というのも、WSJでは日本語版がある記事に関しては、原文英文を読むことができる。英語の単語レベルでは理解出来ても文章レベルだと意味がまだ取れないはにわやにとっては非常に有用である。
もちろん、日本語と英語には差異があるため、それぞれのネイティブが自然に受け止めることのできる文章にする必要がある。したがって受験英語のように完璧に一語一語の意味対比ができる文章にはならない。
今日はそのなかでお?と思った記事があった。
スポーツ指導者にいわれたためになる言葉を紹介する内容だが、その中の一部が気になった。 日本語では、強い心を作るにはどうすればいいのか、のような内容を書いている部分が英語では、emotional managementとなっていた。
確かに日本語で心を言う時には、折れない強い心、例えば松岡修造みたいな熱血な文脈で語られることが多い。一方で英語ではどうやってコントロールするかのような文脈で語られることが多い気がする。(多分に主観)
なんだか、有名な
Cool Head,but Warm Heart.
という言葉を思い出しますね。(これが経済学者マーシャルが言ったことばっていうのははじめて知った)
今日気になった単語では、confidence, perserverance, resilience. 日本語には自信、忍耐と2つしか訳していなかった。確かにresilienceは
という意味みたいだけど、あんまり心の回復力っていう言い方はしないよね。
こういう細々とした違いの発見は本当に面白い。
うーん。むしろ日本語でいう心っていう概念自体は英語でなんて言うんじゃろ。